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夏!住宅の節電対策~前編(今すぐできる対策9選)~

梅雨に入り「夏本番」と呼ぶ季節もすぐそこです。気象庁HPの「向こう3ヶ月の天候の見通し 北陸地方(*1)」では6月~8月の気温は「平年並みか高い」と予報されており、今年も暑さ対策の必要な夏になりそうです。

そんな中、2023年6月1日から電力大幅値上げがついに開始されました。東北電力の場合は、一般住宅の電力(低圧)が平均25.47%の値上げ実施となります。家計の負担軽減に「電気代をなるべく抑えたい」「消費電力を下げたい」「節電方法があるなら知りたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。

今季は夏に向けて住宅でできる節電対策を「前編・後編」に分けてご紹介します。今回は前編として「ご家庭ですぐに取り組むことのできる節電対策9つ」をピックアップしてご紹介します。(後編では「住宅のプラン段階で考える節電対策」を予定しております◎)

 

目次

1.エアコンの節電対策6つ
. 1-1.エアコンが一番電力を使うのはいつ?
. 1-2.室内にこもった熱い空気を逃がす
. 1-3.エアコンの運転モードを「自動」にする
. 1-4.夏は「除湿」より「冷房」を使う
. 1-5.空気を循環させる家電をプラスする
. 1-6. 2週間に1回のフィルター掃除で運転効率最大化
. 1-7. エアコンの室外機周辺に物を置かない
. 1-8.注意!コンセントプラグは抜かない
2.冷蔵庫の節電対策2つ
. 2-1. 冷蔵庫内は詰めすぎない
. 2-2. 冷凍庫内は物で満たす
3.番外編
. 3-1.カーテンで日差しを遮断する
4.まとめ

 

エアコンの節電対策6つ

家庭の電力消費割合は、夏季・冬季ともエアコンがナンバー1。他家電と比べても消費電力自体が高く、節電対策対象として有効なのがエアコンです。ここではエアコンの節電ノウハウを6つご紹介します。

 

エアコンが一番電力を使うのはいつ?

節電を考えるにはまず相手を知る必要があります。エアコンは常に消費電力が一定というわけではなく「部屋の状態・稼働状況によって電力の消費量が変わる」というのはご想像に容易いのではないでしょうか。それでは、どのタイミングが肝なのか。エアコンが最も電力を消費するのは「室温を設定温度に下げるまで」です。これが分かっていると、この後お伝えするエアコンの手懐け方が分かりやすくなります。

 

室内にこもった熱い空気を逃がす

帰宅してから「暑い~!」と条件反射のようにエアコンをつけてはいませんか。帰宅したらまず「室温を確認(感覚でOK)」です。外から帰ってきたのに家の中の方が熱かったら、まず換気を行って室内にこもった熱い空気を逃がしてあげましょう。エアコンは設定温度に下げるまでに最も電力を消費するので、室温を少しでも設定温度へ近づけてから使用した方が節電になります。

 

エアコンの運転モードを「自動」にする

エアコンの風量設定、皆さんはどうしていますか。自動運転より「微風」や「弱運転」にしておいた方が電力消費を抑えられそうなイメージがありますが、運転開始時に「微風」や「弱運転」を使用すると設定温度になるまでに時間を要してしまい、かえって消費電力を上げる原因になってしまいます。

自動運転モードは「最速時間で設定温度に近づけ、設定温度になったら弱運転に切り替わる」ので、実は省エネに繋がるのです。ここ数年に発売されたエアコンは温度センサーも高性能になっているため、常時「自動運転」モードにしておくと手間いらずに節電できておすすめです。

 

夏は「除湿」より「冷房」を使う

今のような梅雨真只中の時期は、エアコンの「除湿運転」をお使いになる方も多いのではないでしょうか。実は「除湿運転」だと、機種によっては「冷房運転」より電気代が高くなります。除湿運転は「室温をあまり下げずに湿度を取り除く」のが特徴のため、冬場の部屋干しに有効な機能です。夏季は冷房で室温を下げてしまった方が良いでしょう。

 

空気を循環させる家電をプラスする

春の日に「風の吹いているとき」と「風の無いとき」の体感温度差に驚いた経験はありませんか?風のない日向は心地良いのに、風が吹いた途端「寒くてコートの首元をぎゅっとしてしまう」という経験は誰しもあるのではないでしょうか。そのくらい「気流」は体感温度に関係する要素なのです。

扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させると「温かい空気と冷たい空気をかき回して室内の温度を均一にする(エアコンの補助)効果」の他に「気流を起こすことで(冷房なら)体感温度を下げる効果」が期待できます。冷房で同じ設定温度をしていても、サーキュレーターを使う方が涼しく感じるということです。エアコンは、冷房の設定温度を1℃上げると約10%の節電に繋がるといわれています。「気流」の力を上手に使いながら、無理がない程度に試してみるのもありではないでしょうか。

 

2週間に1回のフィルター掃除で運転効率最大化

エアコンのフィルター詰まりは冷暖房効率の低下に繋がるため、フィルターのこまめなお手入れが大切です。ダイキンHP(*2)によるとシーズン中のエアコンお手入れ目安は「2週間に1回」です。エアコンのフィルター、

 

“「1年間掃除をしないと25%もの電気代が無駄に!」”

(出典:エアコン掃除の困りごとと対処法 | 空気の困りごとラボ | ダイキン工業株式会社

 

という恐ろしい数値が出ています。フィルター掃除をせず目詰まりした状態で使用していると「フィルター掃除されたエアコンの電気代より25%も多く無駄な電気代を支払うことになる」ということです。

「分かっているけど2週間に1回もやっていられない!隔週でなんて無理!」という方はフィルターの自動お掃除機能がついている上位機種のエアコンを導入するのも一つの手です。でも自動お掃除機能がついていても油断は禁物。自動で取り除いたホコリを溜めるダストボックスの掃除は必要なので、全くの放置はしないよう気をつけましょう。(フィルターのお掃除方法は「メーカー名(スペース)フィルターお手入れ」で検索するとすぐ出てきます。)

 

アコンの室外機周辺に物を置かない

室外機の周辺に物を置いてしまうと風通しが悪くなり、室外機の空気の吸い込み・吹き出しを阻害してしまいます。エアコンの効率が下がり無駄な電力が掛かってしまうため、室外機周辺は空気の流れを良くしておきましょう。室外機に庇を作って日光が当たらないようにするのはOKですが、木の枠などで室外機を直接ぴっちり囲うのはNGです。熱風がうまく排出されずに冷房が効かなくなる場合があるので要注意。

 

 

注意!コンセントプラグは抜かない

待機電力節約のためにコンセントプラグを抜くのは注意が必要。夏場、冷房運転や除湿運転を切った後は、内部に発生した結露を乾燥させるために「内部クリーン運転機能」が自動でまわり続ける設定になっている場合があります。そのようなタイミングでコンセントプラグを抜いてしまうと故障の原因になりかねません。基本的にはオフシーズンなど「長期間使用しないときだけコンセントを抜く」ことをおすすめします。

 

 

冷蔵庫の節電対策2つ

一般家庭でエアコンの次に電力消費割合が大きいのが冷蔵庫です。ここでは冷蔵庫の節電対策を2つご紹介します。

 

冷蔵庫内は詰めすぎない

冷蔵室はいかに冷気を循環しやすくするかが肝です。庫内をモノでぎゅうぎゅうにしてしまうと、冷気の循環が悪くなり、冷気を隅々まで行き届かせるために多くの電力を消費します。例えば保存容器を工夫するなら「スクエア型」をぴっちり入れるより「丸型容器」の方がいい具合に隙間ができて冷気がまわります。(収納効率をとるか、冷気のまわりやすさを取るか、悩ましいところではあります。)(横道に逸れますが、冷蔵庫内の設定温度を「夏は強」「冬は弱」と使い分ける方法もあります。)

 

冷凍庫内は物で満たす

冷蔵室と反対に、冷凍室はぎゅうぎゅうに詰めるのが効果的です。庫内の品物自体が冷気を発するようになるので、空間を無駄なく詰めていったほうが冷凍効率は良くなります。

 

 

番外編

カーテンで日差しを遮断する

1週間もすれば夏至となります。じりじり照り付ける太陽の日差し。注意したいのは日焼けだけではありません。窓から差し込む日射は「室内の空気や床面を温める原因」になってしまうほか、窓ガラス自体に熱を持たせ「輻射熱で室内に熱気をもたらす原因」となります。

部屋を暗くしても支障のない時間帯(日中の外出時など)は直射日光が室内に入らないようカーテンを閉めておくことをおすすめします。遮光性の高いカーテンを選ぶとより効果的です(遮光等級は高いものから順に1級・2級・3級・遮光無し、となります)。

 

 

まとめ

今回は「エアコン、冷蔵庫、番外編」について節電ノウハウをご紹介しました。
節電に取り組み消費電力の抑制をすることは、家計に優しいだけでなく環境への配慮にもつながります。今回お伝えした「前編」は比較的すぐに取り入れられるものを集めてあるので、ぜひできることからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
経済産業省エネルギー庁のHP(*3)でも「家庭でできる省エネ」のメニューが紹介されています。節電対策を万全に、賢く夏を乗り切っていきましょう。

 

〈参考HP〉
*1:気象庁HP(https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P3M
*2:ダイキンHP(https://www.daikin.co.jp/air/life/laboratory/aircon-clean
*3:省エネルギー政策について|資源エネルギー庁HP(https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/index.html

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日常の「めんどくさい」を撃退すべく、心と身体が快適に生活できる方法を日々研究中の一級建築士(ハンズワタベOG)。お片付けマニアで「家を整えること」「楽できる方法」を考えるのが大好き。小児喘息の経験から片付けやすく掃除しやすい部屋作りを得意としている。
〈資格〉一級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー2級、住宅収納スペシャリスト、ライティングコーディネーター、色彩コーディネーター2級、福祉住環境コーディネーター3級

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