氾濫平野、三角州、自然堤防|地盤調査書でみる地形区分|燕市三条市
こんにちは。新築部の桑原(由)です。
本日は、地形区分のひとつ「氾濫平野」についてお話します。
「氾濫平野」は、
河川が氾濫を繰り返し、流路をかえて土砂を堆積して形成した
河川との高度差が小さい土地のことです。
地盤は軟弱で、地下水位は浅いところが特徴です。
信濃川が歴史上幾度となく氾濫をしていたことはご存じの方が多いと思います。
「三角州」は、
河口における河川の堆積作用によって形成された平坦地のことです。
細かい砂や粘土などから構成されており、地盤は軟弱である場合が多いです。
「自然堤防」は、
川の両岸にみられる地形です。平常時には微細な土砂が運ばれてきますが、
洪水時の増水によって粒径の大きな砂礫や砂利が押し流され、
河岸に打ち上げられることによって形成された河川沿いの少し高くなったエリアのことです。
「自然堤防」は「微高地」といわれるだけあって「氾濫平野」と1m程度の高低差しかなく、
その下部は氾濫平野と同様に軟弱層が厚く分布しています。
燕市、三条市はほとんどが上記の地形にあたります。
(ハンズワタベの対応エリアはほぼ軟弱地盤です。)
大河津分水路が手掘りで作られるまではずっと氾濫を繰り返してきた地域だということを考えると
地盤の軟弱さも合点がいくかと思います。
ただ、軟弱地盤であれば、軟弱地盤に適した対策をすればよいのです。
ハンズワタベでは全棟地盤調査を行い、その地盤に適した地盤改良を行っております。
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